ペンライトの海に溺れて

夢みたい でも夢じゃない

双眼鏡ガッツの私が団扇を持つ瞬間

私はファンサをしているアイドルを見ることが好きだ。また、ファンサを貰って喜んでいるファンを見ているとこちらまで幸せな気持ちになるし、人のファンサエピソードで涙することもしばしばある。そんな私が先日シビれるファンサを頂いたので気持ち悪いとは分かってはいるが勢いに任せて残しておこうと思う。

 

それは、先日まで関ジャニ∞が行っていたツアーでの出来事だった。これは地方を中心にアリーナサイズの会場を回るイベントに近いコンサートで私は徳島に行くことになったのだが、大好きな丸山くんの主演舞台は落ちたし、JUMPにハマってしまっているし、冠番組を見るくらいで正直エイトの情報にはついていけてない状態だった。そんなときにリサイタルに挑んだので団扇は当日の朝に30分程度でパッと作った即席で、高速バスの予約も1週間前まで忘れているほど。と言っても、徳島に着くと馴染みの仲間が待っていて話をしているうちに気持ちは盛り上がってきた。

 

コンサート中は「アイドルやってくれてこうしてステージに立ってくれてありがたい、生きてるだけでファンサ」と本気で思ってる。席から遠くてもこちらを向いていなくても双眼鏡越しでも、メンバーと笑い合ってるのを見るとそれだけで幸せだ。

 

なのになぁ〜〜〜トロッコ来るとガッツになるよなぁ〜〜〜!!!

 

本当にその瞬間は最前ガッツの盛りギャルと何ら変わらない自分にしょうもなと落ち込みながらも、団扇を握りしめてただひたすら直立不動で待つ。今回は運良くアリトロ真横の席で、本当に近くて久しぶりに裸眼で見る本物の丸山くんはもちろんめちゃくちゃにかっこよくて、通り過ぎる瞬間に足の指の先からフ〜っと力が抜けていく感覚があった。最近アリーナクラスのコンサートに入ることが多くなって至近距離のアイドルに免疫ついたと思ってたのに丸山くんには全く太刀打ちできなくて、あぁこの人のこと本当に好きなんだなぁと実感した。

結果、アリトロではなく横山くんの挨拶が終わった最後の最後でメンステから私の団扇に気が付いてくれた。ファンサマシーンだからずっとパーンとかバーンとかチューとか応えて大変だよねってことで○○してみたいな団扇にしなかったのにズルい。あと、え?これ?て驚いてたら君やで〜てやってくれるの本当にダイスキ!!!ヲタクに話したら口を揃えて「それもはや会話じゃん」て返してくるのもダイスキ!!!ヲタクってみんなほんっとあほ!!!(褒めてます)

このファンサで「丸山くんありがとう大好き」とか言っちゃう自分ちょろすぎるけど、涙も出たしまぁそこそこでかい声で帰りに何回も言ったし友人にLINEしまくった。こんな自分がうざくて面倒くさくてキモくてアァ…ヲタクやめたいなぁ…なんて思っても、気づけばATMへ足が向かうんだから丸山沼は恐ろしい。

 

ファンサマシーン丸山隆平は、こうしてフラフラと事務所担をしてる私を定期的にガッと掴んでくる。去年のドームツアーは到底ファンサなんて貰えない席ばかりで団扇を持って行かない公演もあったし、でもめちゃくちゃ楽しいし、エイト大好きだし、丸山くんはかっこいいって毎回思えたから、ファンサにはこだわらないと安心しきってた。でもいい席入ったらこれだし周りの同担チェックもしたし本当ヲタクってのは(大の字)

でも大好きな人に団扇見てもらって気持ち伝えて目が合って一瞬でも同じ時間過ごせた思い出は忘れないよ、ってどこのJKのbio欄かよって感じの言葉を並べてしまったけどただただこれだなぁと。

 

本当に罪な男に惚れてしまった。

冬のツアーも楽しみです。

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