ペンライトの海に溺れて

夢みたい でも夢じゃない

また逢えたら歌おう、リズム刻んで踊ろう

昨日で、関ジャニ∞のGR8SETツアーが終了。

今回のツアーは、メンバーにとってはもちろんファンもただただ楽しいものでは決してなくて、「6人の30代男性としての生き方」を見たツアーだったように思う。

 

札幌初日、登場した6人は正直不安そうだった。頼りないな、と思う部分もあった。歌い慣れないすばるくんのパートに、会場全体が息を飲んだし、ファンはみんな泣いていた。そんな中、亮ちゃんの前向きな姿勢には本当に救われた。これまでだったら一人で喋ることなんてなかったのに、言葉は悪いけど痛々しいほどMCを頑張って会場を盛り上げてくれた。関ジャニ∞をこれから引っ張っていくのは自分だ、という意思が伝わってきたし、私も前を向いていかないとって思えた。

 

初日が終わって、名古屋、大阪、東京、福岡と回ったツアー。全公演は入っていないけど、レポを読んでいれば6人が毎公演成長をしていることはものすごく伝わってきた。札幌から1か月後の大阪では、堂々としている彼らに驚かされたし嬉しかった。ただ、すばるくんのことだけでなく、ヤスくんの体調のこともあって、ツアーが終わるまで不安は消えなくて。大倉くんがオーラスで「よかった~~~」と言う姿を見て、会見から5ヶ月、やっと安心できたのかなとこちらも安心。

 

メンバーが30代後半に差し掛かってきて、5大ドームを成功させて、レギュラー番組も増えて、バンドも認められて、ここ2年くらい「売れたな」という感覚が私はすごくある。メンバーがコンサートで発言する「国民的になりたい」「もっとグループの良さを知ってほしい」には、かっこよくて毎度シビれる。私も、もっともっと売れてほしい。

ただ、「売れる」という基準は難しい。CDの売り上げなのか、FCの会員数なのか、チケットの取りにくさなのか、レギュラーの本数なのか、知名度なのか。私の願いは、関ジャニ∞の良さをもっと「お茶の間」にも知ってもらうことで、彼らの良さが今回を経てもっと伝わってきたし、今まで以上に応援したいと思えたし、全国民にバレてしまえ!!!と常々思ってる。

 

とりあえず、関ジャニ∞のこと好きだ。自担どうこうでなく「関ジャニ∞」ていうグループが好きだし、ひとりひとり人間として好き。生き方が好き。考え方が好き。バランスが好き。彼らの人間らしさが本当に伝わってくる5ヶ月間だった。生きてるんだなぁ、と思った。ジャニーズだけどそういう素直なところが好き。すばるくんも大好き。

 

すばるくんがいなくなって、悲しくて、何度も泣いて、今すばるくんがいたらどう言うかなとか、公演中にすばるくんの声を探したりもした。でも、ツアーが進んで行くにつれて、メンバーも確実に自信が付いて前を向いていたし、実際6人の並びに慣れてきた自分もいた。

私は、新生関ジャニ∞を受け入れたんだと思う。メンバーは「それぞれのペースで、それぞれの形で応援してくれたら嬉しい」と言ってたけど、私の場合はこのツアーを終えてやっとその形が出来た。今思えば、最後の関ジャムから1週間後にツアーが始まって良かった。おかげで、それぞれの応援の形の選択肢を与えてくれた気がする。

 

札幌で初披露された新曲「ここに」は、どう考えてもすばるくんと6人を表していたし、6人のこれからを歌っていた。あぁ、彼らを応援したいなとシンプルに思えた。オーラスではやっと、最後まで泣かずに聞くことができた。これも6人がファンを引っ張ってくれたおかげ。本当にツアーお疲れさまでした。

 

また逢えたら笑って歌ってね。みんなでワイワイ踊ってね。その姿、いつか見せてくれたら嬉しいです。いつも本当にありがとう。これからも応援させて下さい。